過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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476:再開です。[saga]
2011/02/09(水) 17:19:49.80 ID:MeAupfQU0

 第十八話

 半壊したミーアを治療するために、ガルーダはめったに来ない調整室に入る。
 そこで彼は、恐るべき秘密を知ってしまった――

ガルーダ「こ、これは……いったいどういうことだ!?」

 その部屋は、巨大なシリンダーがいくつも並んだ部屋だった。
 内部は既にその機能のほとんどを停止してしまっているらしい。
 だが、ガルーダはそのシリンダーを一つずつ見ていって、驚愕に目を見開いた。

ガルーダ「お、俺はいったいどこに来たというのだ!? 俺の姿をしたロボットが……こんなに……」

 そう、シリンダーの中にはガルーダと全く同じ形をしたロボットが浮いていたのだ。
 一つだけではない。次も、次も、次も、次も……どれを見ても、全てのシリンダーには大将軍ガルーダが生のない姿で浮かんでいた。

ガルーダ「ここはいったいなんだ……なんなのだ!」

 一番奥にあったコンピュータを起動させた。
 すると、とあるメモリが強制再生される。

『ガルーダ1号、記憶回路に異常。失敗、廃棄』

ガルーダ「なん、だと……」

『ガルーダ2号、人格造形に歪みあり。失敗、廃棄。ガルーダ3号、感情回路に異常。失敗、廃棄』

ガルーダ「ま……さか……そんな……そんなことが……う、うそだ……うそだ……」

『ガルーダ4号、人工筋肉に異常。失敗、廃棄。ガルーダ5号、自走機能に異常。失敗、廃棄』

ガルーダ「や、やめろ……やめろ! やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」



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