504:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/14(月) 17:45:04.57 ID:iXDKA6B20
唯「おじいちゃんは、マジンガーZを悪用されたくなかったんじゃないかな……」
律「悪用ったって、連邦政府なんだからさ」
田井中「律、ちょっと」
律「何だよ」
田井中「平沢くん、一つ質問してもいいかな?」
唯「は、はい」
田井中「マジンガーZを悪用すると言ったけど、君が悪用するならどんな風にマジンガーZを使う?」
唯「えっ? ど、どうやってって、そんなこと言われても……新幹線を止めちゃうとか?」
梓「唯先輩……」
律「確かに悪用だけどさぁ……」
唯「だ、だって、急に悪いことしろなんて言われても、わかんないよぅ」
田井中「それがたぶん、兜博士が君にマジンガーZを託した理由だよ」
唯「えっ、どういうこと?」
田井中「兜博士は、君ならマジンガーZを悪いことに使わないだろうと信用したんだよ」
唯「へ、へぇー、そうなんだー……」
梓「唯先輩、よくわかってないでしょ……」
唯「えへへ……」
憂「お姉ちゃんが優しい人だから、おじいちゃんはお姉ちゃんにマジンガーZをくれたんだよ」
唯「おぉ、そういうことなら自信あるよ私は。優しさ大臣だよ」
憂「お姉ちゃん、かっこいい!」
梓「ダメだ、この姉妹……」
秋山「うむ、そこで平沢くんにお願いがあるのだが……」
唯「何ですか?」
秋山「今日のようにドクター・ヘルは様々な手段で光子力研究所を襲うだろう」
田井中「君とマジンガーZでこの町を守ってくれないだろうか?」
唯「はい、わかりました!」
律「はやっ!」
澪「もうちょっと悩めよ!」
唯「だって、よく考えてもわからないし……それでもあのドクター・ヘルがこの町にやってくるんでしょ?」
紬「そうね……」
唯「そしたらこの町がなくなっちゃうんだよ! 私、戦うよ!」
さわ子「唯ちゃん……」
唯「あ、さわちゃん……やっぱりさわちゃんは反対……?」
さわ子「当然よ、生徒が危険な目にあうなんて……でも、もうやるって決められちゃったのよね……」
唯「さわちゃん……」
さわ子「だったら、せめてご両親にはちゃんと報告しなさい」
唯「は、はいっ! さわちゃん、ありがとう!」
第一話 誕生! 驚異のスーパーロボット! 完
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