過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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554:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/18(金) 19:22:15.80 ID:iMG0wGKN0

 ゴラオン

エレ「き、来ます……ドレイクの悪しきオーラ力が……!」

エイブ「エレ様!?」

珠姫「は、早く逃げて……っ!」

エイブ「タマキ殿!? まだ動いては!」

エレ「ここからでは間に合いません……避けられたとしても、後ろにある地上の戦艦に当たってしまいます」

珠姫「くっ……」

エレ「私の霊力で、可能な限り軽減させてみせます。皆の者は後方へ避難せよ」

エイブ「そ、そんなことをしては、エレ様が!」

エレ「しかし、これしか方法がありません」

 その頃、ゴラオン付近の空を飛行していたなのはの愛器もまた、異様な力を捉えていた。

レイジングハート「(前方の暫定敵戦艦の主砲に魔力と思しき力が凝縮されています)」

なのは「えっ、どうなっちゃうの?」

レイジングハート「(十二秒後、強力な砲撃がホワイトベース及びもう一隻の戦艦に当たります。一撃で両艦共に撃墜されるでしょう)」

なのは「そんな、どうすればいいの?」

レイジングハート「(あなたの魔力を可能な限り引き出させていただきますが、よろしいですか?)」

なのは「うん、オッケーだよ、レイジングハート!」

レイジングハート「alllight my muster」

 なのはは一気に上昇してゴラオンとウィル・ウィブスの間に割って入った。
 射線上にいきなり白い少女が現れたことで、二隻の艦長は当然驚いた。

エレ「地上の方!? 危険です、お下がりください!」

ミュージィ「いかがいたしますか、ドレイク様?」

ドレイク「ここは戦場だ。ハイパーオーラキャノン、撃て!」

なのは「レイジングハート、全力全開!」

レイジングハート「wide aria protection」

 ギュオォォォォォォォォッ! ウィル・ウィプスの主砲、ハイパーオーラキャノンが発射された。
 ウィル・ウィプスに取り付いていたオーラバトラーなどが全て焼き消されていく。
 そして熱き塊りがゴラオンに迫るが、ゴラオンを大きく包み込むほどの魔力の壁がハイパーオーラキャノンを受け止めていた。

なのは「くっ、くぅぅぅぅぅ!」

エレ「地上の方が私たちのゴラオンを守ってくれている……」



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