573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/21(月) 17:31:35.89 ID:Wsw2B+7L0
憂「お、お姉ちゃん……?」
今や、マジンガーZはあしゅら男爵とアブドラU2の目の前に来ていた。
あしゅら「く、来るな! なんだというのだ、平沢唯! 来るなぁぁぁぁぁぁぁ!」
唯「うわあああああああああああああ!!」
ズガァッ! マジンガーZの手が機械獣の両腕を掴み、持ち上げた。
あしゅら「な、何をする、貴様!? やめろ! 降ろせぇ!」
唯「このおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
あしゅら「お、お許しください、ドクター・ヘル様! このあしゅら男爵! これ以上、作戦を続けることはできませぬ! ただ、このマジンガーZの恐ろしさをお伝えするために、それだけのために、アブドラU2を放棄いたします!」
あしゅら男爵が機械獣の肩から姿を消すのと、マジンガーZの胸が赤く光ったのは、ほぼ同時であった。
唯「ブレストファイヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
ゴバァァァァァァァァァァァッ!! 怒りの魔人の業火、ブレストファイヤーが機械獣の体を直撃した。
スーパー鋼鉄がまるで海のヘドロのように溶けてしまい、マジンガーZが持っていた腕だけを残して地面に広がっていく。
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