584:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/22(火) 17:23:50.89 ID:xJY2Sm7X0
ゴラオン 格納庫
アリサはすずかとなのはに手伝ってもらいながら、コア・ファイターの操縦を勉強していた。
近くにはチャム・ファウがうろちょろと飛びまわっている。
アリサ「えぇっと、それで、これが着艦用のワイヤー射出なのよね」
すずか「うん、そうだよ。とりあえず、発進と旋回と着艦の流れを掴まないと帰ってこれなくなっちゃうからね」
チャム「ふーん、地上の機械もバイストン・ウェルのものとあまり変わらないのね」
すずか「チャムちゃんの着ているのって、パイロットスーツなの?」
チャム「そうよ、私がちゃーんと自分で作ったんだから」
すずか「わぁ、チャムちゃんお洋服も作れるんだ、すごーい」
アリサ「うーん、ホワイトベースにあったシミュレーターが恋しいわ」
なのは「大丈夫だよ、アリサちゃん。いざというときは私が魔法で助けてあげるから」
アリサ「それって、私が墜落することを前提で話してるわよね、なのは」
なのは「あぅっ、だってアリサちゃん、シミュレーターだって二回しかやってないし、二回とも落ちてたし……」
アリサ「……ま、否定はしないわ」
なのは「でも、今日は私がちゃんと傍についてあげるから、安心して飛んでね、アリサちゃん」
アリサ「わかったわ。ありがとう、なのは」
アリサがいざヘルメットのサンバイザーを下ろそうとした時に、リュウが大声でやってきた。
リュウ「高町はいるか!?」
なのは「は、はい! います!」
リュウ「ん、何やってるんだ、コア・ファイターに集まって?」
すずか「アリサちゃんが操縦の勉強をしたいって言ったので教えてました」
リュウ「アリサが? なんだってそんな急に」
アリサ「だって……ゴラオンは人手不足じゃないから、私のすることがなくなっちゃったんだもん。私だけじっとしている訳にもいかないし」
リュウ「そうか、うーむ、そうだな。だが、少しコア・ファイターを貸してくれ。これからダンバインと俺と高町でウィル・ウィプスを追撃する」
アリサ「はーい。じゃ、ガンダムのコア・ファイターでおさらいだけしましょ、すずか」
すずか「うん、アリサちゃん」
チャム「じゃあ、私はタマキのダンバインに乗ってようっと」
紀梨乃「あれー? さっきから私ってば空気じゃにゃーい?」
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