629:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/26(土) 19:18:10.59 ID:B80XsZte0
撤退命令が出たにも関わらず、トッドはレプラカーンを後退させなかった。
それが、余計に珠姫の癪に障った。
珠姫「まだ戦うというのなら!」
トッド「どうするってんだよ! 甘ちゃんのジャップが!!」
珠姫「そこから引き摺り下ろしてみせる!!」
ズオオオォォォォォォッ――……珠姫の強力に膨れ上がったオーラ力がダンバインの剣に収束していく。
トッド「な、なんだッ!? ダンバインの剣が巨大に!?」
幻覚ではなかった。ダンバインの剣は確かにその長さを増し、全長の三倍ほどになっていた。
チャム「タマキぃ!? タマキが恐いよぉ!」
紀梨乃「どうしちゃったの、タマちゃん!?」
珠姫<気合>「はあぁぁぁぁっ!!」
トッド「ちきしょうっ! そんな虚仮おどしにやられるかよぉ!」
防御の型に剣を構えるレプラカーン。
ダンバインは長大になったオーラソードを両手に握り、鳩尾に柄頭を置いた。
そして、切っ先は真っ直ぐ、正面に向けられる。
トッド「なんだ……っ!」
こめかみから流れる汗が目尻に入り、まばたきをした一瞬、ダンバインの姿は消失していた。
トッド「どこに――ッ!?」
珠姫「突きィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!」
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