661:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/28(月) 21:00:06.68 ID:kwOVewEw0
ガルーダ「うおぉぉ……離せぇ!」
ビッグガルーダはもはやぼろぼろで、下手な動かし方をすれば即座に爆発しかねない。
それでもガルーダはビッグガルーダから出ようとはしない。
地上にいるコン・バトラーVもまた、装甲の大部分を損耗した上に超電磁スピンでエネルギーが尽きているのだ。
ミーア「司令の立場を失おうとも、まだ挽回することはできます! ガルーダ様が生きておられる限りは!」
ガルーダ「余は更迭など恐れてはおらぬ! だが、この手でコン・バトラーVを倒せぬのならば余の命に価値などない!」
ミーア「くっ……グレイドン! 冷凍ビームでビッグガルーダを凍らせなさい!」
グレイドン「ごぉぉぉぉぉぉん!」
ビュオォォォォォォッ! グレイドンから冷凍ビームが照射される。
ガルーダ「み、ミーア……貴様!」
ミーア「申し訳ありませぬ、ガルーダ様……」
搭乗しているガルーダのいるところまでは至らない程度にビッグガルーダを凍結させた後、ミーアはグレイドンに回収させた。
ミーア「覚えておきなさい、地球人ども! 次こそはやっつけて差し上げます!」
グレイドンは超電磁研究所から飛び立っていく。
それを膝をついたコン・バトラーVのコクピットで見送っていたドールズは高々と手を掲げることができなかった。
翠星石「なんか……手放しで喜ばねーですぅ」
蒼星石「そうだね……彼らにも理由があって戦っているのかもしれないよ」
律「だけどよ、あっちが攻めてくんだから、こっちは迎え撃つしかないじゃんよ」
真紅「確かにその通りだわ。彼らは話し合う余地を与えてはくれないのだから」
翠星石「ですぅ……」
第十二話 炸裂! コン・バトラーV 超電磁スピン! 完
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