68:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/26(火) 17:10:42.22 ID:fhYn4LY0
中学校 屋上
ゆりえ「やっぱり無理だよぉ。神様なんて……」
祀「まあまあ、とりあえずやってみてよ。本当にゆりえちゃんが神様になったんなら、これで洗礼を受けられるはずだから」
ゆりえ「うぅ〜ん、でも神様を呼ぶなんて、どうすればいいの……?」
祀「えっとね、とりあえず神様としての言葉を決めてくれればいいかな。もし成功すれば何かしらの形で答えてもらえるから」
ゆりえ「神様としての言葉ってどんなの……」
祀「う〜ん、適当って言っちゃおかしいけど、まあ、神様としてのゆりえを象徴するような言葉かな」
ゆりえ「私を象徴するような言葉って……私、勉強も運動もできるわけじゃないし……」
光恵「だったら、中学生の神様でかみちゅでいいじゃない」
祀「いいわね、それ!」
光恵「結構、適当に言ったんだけどね……」
祀「いいじゃない。中学生の神様でかみちゅ! うんうん、これで我が神社は安泰ね」
ゆりえ「うぅ〜……」
祀「さぁさぁ、ゆりえちゃん、思い切って言っちゃいなさい」
ゆりえ「う、うん……」
ゆりえは目を閉じた。空の音がよく聞こえる。そして、それに混じって声がゆりえの耳に届いた。
「勇者よ……神を……呼ぶのだ……目覚めよ、勇者!」
ゆりえ「(この声……あなたは誰……私に呼びかける声……)
「妖魔帝国が来る……目覚めよ……勇者……目覚めよ……」
ゆりえ「か〜み〜ちゅ〜っ!」
「ラァァァァァァァァァイディィィィィィィィィィィィィィィン!」
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