過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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74:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/26(火) 17:17:49.72 ID:fhYn4LY0
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 ギュビィィィィィィィィィィィィィ! 一斉にドローメがビームを撃った。

立夏「うぎゃーっ!」

ヒカル「立夏! ……ッ!」

 ふらふらと落下しそうになる立夏のゲシュペンストを支えたヒカルが辺りを見ると、百を超えるドローメが二機のゲシュペンストと一機のライディーンを取り囲んでいた。

ヒカル「くっ……」

ゆりえ「あわわわ……」

 ドローメが一斉にこちらに触手を向け、発光し始めた。ヒカルはここまでかと目をつぶった。

 だがそのとき、ヒカルのゲシュペンストに声が届いた。

海晴「オクスタンランチャーのEモード〜、ウチのかわいい妹をいぢめてくれちゃったお礼よん」

 ギュォオッ! ズバババババババババ! ゲシュペンストのレーダー外から強力なエネルギービームが飛来し、ドローメを一瞬にして蒸発させていった。

ヒカル「い、今の声は……み、海晴姉!?」

海晴「はろ〜、ヒカルちゃん、立夏ちゃん。ここから先は私とヴァイスちゃんにお任せあれ〜」

 天使家の長女海晴が駆る白銀のヴァイスリッターが戦闘機にも勝る速度でゲシュペンストの頭上を越えていった。そして大きく円を描くように急上昇してから急降下。ドローメを真下に捉えていた。

海晴「天に凶星。地に精星〜あら、これってネタバレかしら? 落ちる花は流れる水に身を任せて〜ビームキャノンもあ〜めあられ〜あ〜れぇ〜」

 テスラ・ドライブ搭載で限界まで軽量化されたゲシュペンストの改良機ヴァイスリッターが垂直落下しながら左腕部のビームキャノンを乱射する。無茶苦茶な機動ながら三人には当たらないのは海晴の腕だろうか。

ヒカル「す、すごい……」

立夏「むむむ……立夏も海晴オネーチャンに負けてランナイ!」

ヒカル「あっ、おい、立夏!」

 機体自体はそれほど損耗していなかったため、立夏のゲシュペンストがヒカルの手から離れてまた勝手に飛び回ってはスプリットミサイルやニュートロンビームを撒き散らしていった。

ゆりえ「わ、私も頑張ります。ライディーン、ゴォォォォッド・ブウゥゥゥゥメラン!」

 ライディーンのゴッドブレイカーが投げられて、ドローメを潰していく。

 その光景を湾岸で赤い機体が眺めていた。

霙「フッ、私とアルトの出番は無さそうだな……ん、なんだ、あの空の翳りは?」



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