764:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/03/29(火) 20:33:36.50 ID:H14cuRFu0
美緒「お前たちには、私の剣をかわしてもらう」
なのは「死んじゃいますよ!」
美緒「安心しろ、使うのは模擬刀だ。防具を付けてもいいし、私も寸止めするように心がける」
なのは「そ、そう言われましてもー……」
闘志ビンビンの美緒に不安になって、年上の三人に同意を求めようと顔を上げると、
ヒカル「特訓か、なるほど……己を鍛えるにはやはり特訓だな」
シノ「うむ、ドラグナーを強くしても、私が乗れなくては仕方がないからな」
珠姫「その通りです」コクコク
なのは(ノ、ノリノリだぁ……)
美緒「よし! さっそく防具を身に付けるんだ!」
なのは(ふえぇ……お父さんたちがやってたみたいなことするのかなぁ……)
月のフォン・ブラウン市にいる家族たちを思い出しながら剣道の防具を着る。
美緒「よし、一人ずつやるぞ。まずは誰からやる?」
珠姫「私が」
素早く挙手をしたのは珠姫だった。傍から見てわくわくしているのがよくわかる。
美緒「私の打ち込みを竹刀で受け止めることが出来れば合格だ。いくぞ!」
珠姫「はいっ!」
剣道の実力で言えば有段者である珠姫だったが、いざ美緒の正面に対峙すると、勝手が違った。
珠姫「――ッ!?」
切っ先から伝わる気迫に珠姫の足がまるで接着したみたいに動かなくなった。
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