794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/04/06(水) 18:07:49.88 ID:xOYON//h0
ギガノスきっての索敵能力を有する長門が警戒した先には、濃紺と白銀の二機が戦線に到達しようとしていた――いや、既に一機は姿勢を制御している。
海晴「オクスタンランチャーのEモード〜」
長門「来る――長距離射撃」
キョン「散開しろ!」
命令より先に長門がプログラムしていた予測回避システムが稼動して三機はばらけて離れ、彼らがいた位置をビーム光が貫いていく。
ヒカル「そこだ、見逃さない!」
編隊を戻したプラクティーズの後方にいるヤクト・ゲルフへ、ゲシュペンストTYPE−Sが瞬発力を活かしてジェットマグナムを打つ。
古泉「――くッ!」
ガァンッ! ヤクト・ゲルフの腰部装甲が溶解されるが、すぐにパージされて大事には至らない。
キョン「古泉! くそっ!」
レーザーソードが鋭い光りを発するのを見て、ヒカルもプラズマカッターを抜いた。
キョン「喰らえっ!」
ヒカル「型が堅いっ!」
ギャインッ! キョンの一振りは、身を沈めたゲシュペンストの剣先だけで流される。
キョン「なにっ!? ぐおぉっ!」
驚いている暇もなく、ゲルフ・マッフに拳骨で殴られたような衝撃が加えられる。
海晴「オクスタンランチャーのBモード、当たると痛いわよん」
キョン「もう当たってるっての!」
長門の情報処理で中距離回線を拾ったキョンが機体の向きを変え、海に向かってハンドレールガンをばらまく。
飛沫に紛れて距離を取る間に、仲間の様子を探ると、ギガノス海上部隊はとてつもない劣勢となっている事を知った。
キョン「何だこの彼我戦力差は!? これが連邦の航空部隊だというのか!」
長門が予想された戦線の範囲が既に40%失われている。
ものの数分の間にだ。その異常性の正体が今、キョンの前に現れた。
連邦兵「見つけたぞ、親衛隊だ!」
キョン「こいつは……D兵器!?」
その驚愕は容易に知られるだろう。
彼らを痛めつけたメタルアーマーが、三機どころか五機、六機と旋回しているのだ。
キョン「そうか、量産型D兵器か! 古泉、長門、下がれ!」
古泉「既に退避を始めています。長門さんが情報を収集しています」
長門「もう終わってる。転送を」
キョン「そんなもの、見ているヒマあるか!」
ゲルフ・マッフを浮上させながら敵機の背後に回らせてレーザーソードを突き出す。
量産型など、親衛隊のカスタム機に勝てる筈がない。隊長以外にかわすことの出来なかった攻撃で貫く。
キョン「何っ!?」
連邦兵「馬鹿めっ! ローテクと一緒にするな!」
一撃必殺の刺突は僅かに機体の脇をかすめただけであった。
連邦兵「このドラグーンを舐めるなよ!」
ダダダダダダダダダッ! 至近距離でハンドレールガンを浴びてしまった。
キョン「くっ……D兵器以上の動きだ!」
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