過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/04/06(水) 18:11:32.60 ID:xOYON//h0

 ギルガザムネから発せられる不愉快な空気の流れを敏感に感じ取ったチャム・ファウが珠姫の顔を揺さぶる間に、ギルガザムネは洋上から浮上していた。

朝倉「さぁ、何もかもを巻き込んで壊しましょう」

 金色の装甲の肩部が開いた。そこに蜂の巣のように詰め込まれた弾頭に連邦ドラグーン部隊が気付いたときには、辺り一面は爆炎に包まれていた。

ヒカル「そ、そんな……」

紀梨乃「ドラグーンが……あっという間に……」

 ドラグーンにもD−3と同じようにジャミング能力があるが、無数に吐き出されたミサイル弾幕が相手では意味を持たない。
 余波を受けて機体が震動し、バランスを崩したところに新たな爆弾を喰らうのだ。

海晴「味方まで巻き込むなんてね……普通の軍組織では考えられないわ」

朝倉「さぁ、道を空けてあげたわよ。ジャブローを制圧するのはジオンでもギガノスでもないわ……」

珠姫「この波動……オーラ力!」

 いち早く勘付いた珠姫の頭上を、巨大な砲撃が過ぎていった。

紀梨乃「ハイパーオーラキャノン!?」

チャム「来る! 来るよ、悪しきオーラが!」

珠姫「ドレイク・ルフト……!」

 ギガノス軍に代わって空を埋め尽くしたのは、オーラマシンだった。

夕映「チェイィィンジ・ゲッター1! スイッチ・オーン!!」

 ガシィン! 地上でジオン降下部隊を相手取っていたゲッターロボがハイパーオーラキャノンを見て駆けつけてきた。
 コン・バトラーVとライディーンの二機はジャブロー基地で激しい対空戦をしている。

夕映「まさかドレイク軍が……」

ハルナ「ギガノスとの共闘体勢はないと思っていたら、まさか強制排除してくるとはね……」

夕映「ジオンの差し金でしょうね……裏取引でドレイク軍とギガノス軍を戦わせて、漁夫の利を取るつもりでしょう」

のどか「これでジオンがまだ部隊を隠していたらー……」

ヒカル「私たちがここでドレイク軍を食い止めなければ、ジャブローは二局面から攻撃を受けることになる……!」

 居並ぶ機体の前に、あの金色のメタルアーマーが現れた。

朝倉「私のこと、忘れちゃいやだよ」

 ぶぅん! 青龍刀がうねりをあげて、空間を切り裂いた。

海晴「そこよ!」

 ギュボォッ! オクスタンランチャーがEモードでギルガザムネに直撃するが、その威容を削ることは出来なかった。



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