810:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/04/08(金) 17:38:48.53 ID:OgOe422M0
ガトーは既にスーパーロボットから離れていた。
ガンダムと一進一退の戦いをしているズゴックを援護するためだ。
ガトー「ジオンの理想を達成するために!」
ガガガガガガガガガガ! ザクマシンガンでガンダムの脇を狙い撃った。
すずか「きゃぁぁ!」
動きが鈍ったガンダムとズゴックの間にザクUを割り込ませる。
ガトー「特務少尉! ご無事でありますか!?」
アカハナ「おう! まさかザクに助けられるとは思っていなかったぜ!」
ガトー「は!」
共に少尉であるが、ガトーはアカハナの任務の特殊性に一目置いていた。
ガトー「連邦の白き悪魔よ。アナベル・ガトー、特務少尉の道を切り開くため、まかり通る!」
トゲのついた左肩を前に出して、ガトーはガンダムへ突進した。
すずか「来るっ! きゃぁっ!」
ガァンッ! シールドの上からガンダムにぶつかり、ガトーはもう一撃、二撃と重ねていった。
アリサ「邪魔するんじゃないわよ!」
バシュゥッ! Gブルがビームキャノンを放つが、ガトーにもアカハナにも当たらない。
アカハナ「へへっ、いい加減、うざったいぜ」
そうこうしているうちにアカハナは自分のターゲットを重戦車に変えた。
ズゴックで高く跳躍して天井を少し削りながら、Gブルへ落下した。
アリサ「そんなの!」
ギュルルルルッ! アリサは急バックでズゴックのボディプレスを避けるが、アカハナは更に小さく跳んでGブルの脇についた。
アカハナ「オシャカにしてやる!」
グォォッ! アカハナがズゴックの太い腕を振り下ろした。Gブルの頭頂部に当たれば、主兵装は役立たずになるだろう。
アリサ「えぇーい!」
バックを続けていれば砲口に腕が上がっていただろうが、アリサはあえて前に戻って、硬い尻に当てさせることができた。
アカハナ「ちっ! それならこいつを喰らわせてやるぜ!」
ズゴックの手先についたメガ粒子砲が光りを集め始めた。
基地破壊用に設計されているために威力が高く作られていて、発射までに数秒のタイムラグがある。
それがアリサを救った。横から飛んできた弾丸がズゴックの腕を打ち、狙いを逸らさせたのだ。
アカハナ「何だとォ!」
ガトー「特務少尉!」
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