48:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 23:28:53.78 ID:2J6dQus0
管理人「此処の外にも、いくつか花持ってったぞい。随分故人に知り合い多い子だなて思てな」
固法「……先輩」
黒妻「ああ……あの馬鹿だろう」グッ
オレに、駒場からの意志遺書(メッセージ)――『無能力者襲撃・要注意人物リスト』を渡した男。
そして打ち止めちゃんの保護者役――超能力者第一位、一方通行。
黒妻「……爺さん、ありがとよ。誰か分かった」
管理人「そうかえ。御役に立てて何よりじゃけな」カカカ
那由他「……黒妻さん。後でその人にお礼が言いたいです。教えて下さいね」
黒妻「……ああ。何時かな」コクッ・・・
教えられるかどうか分からないので、答えを濁らせてしまった。
コレはオレが教えていい問題じゃない。アイツ(一方通行)が打ち明けるべく、問題だ。
固法「……行きましょう。テレスティーナ、イライラしてるみたい」
那由他「あ、ええ。お願いしますね」
黒妻「ハァ……やれやれだぜ」フゥ・・・
その後、4人で近くのレストラン喫茶に向かい昼食を取る事になった。
目の前の金髪伯母姪娘が、少しでも仲良くなってくれれば僥倖。
そう考え、オレは二人にデザートのコーヒーゼリー&焼きプリンセットを奢ってやる事となったとさ……美偉の目が痛い。
そんな楽しげな風景とは裏腹に、オレは大きな悩みで頭を圧迫されそうだった。
元々今日は『それ』を決断する墓参りであった筈なのだが……やはり、美偉の顔を見ると、決められなかった。
―――駒場の……遺志を継ぐか、如何かを……
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