927:>>1にかわりましてカキネが誤爆しました[saga]
2011/02/19(土) 22:34:55.86 ID:NSGbQweC0
所変わって……再びの部屋(上条家)―――
しかし、インデックスが遅い。下で余計な迷惑掛けてるんじゃなかろうな。
神裂「大丈夫でしょう。固法さんがいますから」
上条「ははは。ホント、助かってるよ」
やはり母性というか何というか……女性が面倒を見るのが好ましいと思う。
正直俺なんかじゃ役不足と感じてしまう時も屡。
神裂「『役者不足』ですね?」クスッ
上条「え? 役不足と役者不足って違うの?」キョトン・・・
神裂「意味が逆転してしまいますよ。何にしろ、貴方は役不足でも役者不足でもありません……彼女の良い番(つがい)になってくれています」
上条「番って……大袈裟だなぁ」アハハ・・・
神裂「いえ。私には到底出来ない事ですから……」ニコッ・・・
上条「……」ハァ・・・
まだ悩んでいるのか。あれだけ仲良さそうにしていて。
上条「前にさ、第三学区のホテルでアイツに『またご飯作ってくれ』って言われたろ」 ※B『おはようございます』参照。
神裂「はい」コクッ
上条「それが答えだろ。アイツは飯に関しては嘘は言わない。純粋にオマエの飯が旨いって言ったんだ」
神裂「……」
上条「ああ、もしかしたら俺は『対等』かもしれないが……神裂火織は禁書目録に慕われてるんだよ、きっと」ハハハ
神裂「っ……」グッ・・・
きっかけは固法さん達かもしれないが……こうして、私服でも会いに来れた。
上条「その点、俺はオマエの心配してないぜ」ニカッ
神裂「……ありがとう」ニコッ
先程の恥ずかしがった微笑より、ずっと嬉しそうな笑み。
自分の事よりインデックスとの関係を褒められるのを喜ぶか……彼女らしい。
上条「まぁ問題があるとしたら……」ハァ・・・
神裂「はい?」ポカーン・・・
上条「どうせ屋上で煙草喫いながら昼寝でもしてるツンデレ野郎だな」クイッ
神裂「ステイルですか……」フム・・・
先程、神裂とインデックスとの微笑ましいやり取りを見てて足りないと思ってしまったモノ。
上条「だけど……俺が何言っても無駄なんだろうな」ハハハ・・・
神裂「……そうかも、しれませんね」シュンッ・・・
ステイルで思い出したが、噂によると派手な喧嘩をしたらしい。しかも素手で。魔術師なのに。
喧嘩の原因と相手は分からないが、あの巨躯に喧嘩を売ろうなんて考えたのだ。よっぽどゴツくて肝の据わった輩に違いない。
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