過去ログ - 美琴「私に勝てると思ったのか!?あぁ、第四位さんよぉ!?」
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29:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/11/07(日) 17:53:56.23 ID:Xd1dksco
「イマジンブレイカー、というと?」

「……異能の力なら、なんでも打ち消せるっていう代物です」

 異能の力、彼が不幸そうに呟いたその表現に、彼女は酷く違和感を覚えた。

 何故彼は今、この町で最もポピュラーな『超能力』という言葉を使わなかったのか?
 そして、もしLEVEL5の能力を阻害出来るだけの能力があるのなら、どうしてLEVEL0判定を受けるのか?

 この二つの事項を、少し上手く組み合わせてみると、考えたこともない仮定が生まれる。

(その右手は『超能力』ではなく、何か別の『異能』とでも――?)

 顎に手を付き考え込んでいる彼女を見て、彼は一縷の望みをかけたように彼女に声をかける。

「あの! か、帰っていいですか?」

「待て」

 哀れな嘆きを一蹴して、もう少し考えを進める。


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