過去ログ - 美琴「私に勝てると思ったのか!?あぁ、第四位さんよぉ!?」
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31:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/11/07(日) 18:00:29.47 ID:Xd1dksco

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 がちゃり
 という、ドアの開く音で浜面仕上は目を覚ました。

「んぁ……」

 少し眠いし、まだ夏期休暇だしと、朝日が窓辺から差し込んでいるのを薄目で見て、二度寝をしようと目をつぶる。
 しかし、がしゃんと何かが床に落ちる音を聞いて、気だるそうに右手を付いて上半身を持ち上げようとする。


 が、右手が何か柔らかいものに触れた。
 一気に体中に流れている血潮が凍りつき、目を見開いて、首がゆっくりと右下のそれを見ようと動く。

「……んん……」

 滝壺理后と言う名の、彼が現在居候させてもらっている女性が、同じベッドで寝ている。

 その時ようやく、昨日飲み潰れ、なんとかここに帰ってきたところまでを思い出す。

 そして、肌を擦れるシーツの感触から、自分が全裸であることに気づく

 顔をゆっくり、前方に向ける。

 女性の部屋とも思えない、殺風景な部屋のドアが空き放たれた先にある廊下につっ立っていたのは、
 下半身が主にきわどいワンピースを着た、浜面のまた良く知る、そして滝壺の親友である、明らかに外見が中学生なのに高校生1年生である、同じ寮に住んでいて、この部屋の鍵を持つ三人の一人である、絹旗最愛がいた。

 コンビニで買ったと思われる、缶コーヒーやペットボトル、菓子パンの入ったビニール袋が、廊下の上で無残に潰れている。


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