過去ログ - 番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ?」2
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21: ◆8NBuQ4l6uQ[sage saga]
2010/11/17(水) 21:36:18.08 ID:oe5dGBk0

彼女のすぐ真横には、砲撃主の美琴が肩を並べていた。
寸前で放った超電磁砲が後輩の窮地を救ったのだ。

顔を正面に向けたまま、美琴は動悸の治まらない隣りに声を掛ける。

「大丈夫!? 黒子」

「ハァ、ハァ……えぇ、申し訳ございません。助かりましたの。お姉様」

「ってか、何よあのスピード……。あんなの喰らったらひとたまりもないわ…」

「………まったく、末恐ろしいですわね…」

視線の先には、ポンポンと埃を払う駆動鎧が悠然と佇んでいる。
ダメージを殆ど受けていないのは一目瞭然だった。

「超電磁砲をまともに喰らわせても、足止め程度にしかならないなんて……」

「このままではマズイですの。何か弱点を見つけないと……」

各々の思考中、テレスティーナはようやくコチラに邪悪な眼を向けた。

「ククッ、“切り札”の超電磁砲もこの新型にゃ無力みてえだな。コイツの実戦投入日が待ち遠しいぜ」

「………!!」

あんな兵器が戦場でいくつも配備される未来。
考えるだけで恐怖がこみ上げてきた。


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