112:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/01(水) 23:11:59.42 ID:Ecp6hAAO
姫子「私は大丈夫だよ。言いたい事はあの子が『帰ってきて』言うから」
無事帰ってこれる保証などない。
そんな事は嫌というほど理解している。
だがここで別れを惜しんだらしずかは永遠に帰って来ない。
姫子はそんな予感を感じ取ってきた。
姫子「だからしずかは大丈夫だよ」
誰に言うでもなく姫子は呟いた。
格納庫の扉が完全に開き、封鎖されて滑走路と化した道路がジェット機の行く末を示している。
和「そうね」
エンジンに火が点り、機体の駆動音が鳴り響く。
それに遅れて機体はゆっくりと走り始めた。
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