過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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123:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 20:58:57.18 ID:POl6LwAO
 だがしずかの表情は決して緩まない。
紙コップに口をつけ、数枚に分けられた今回の計画書に目を通す。

しずか「…………」
以下略



124:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 20:59:35.64 ID:POl6LwAO
しずか「やっぱりきっついなぁ……」

 それが出来なければ進路を予めプログラムされている機体はたちまち日本へと帰還してしまう。
それで済めば御の字だろう。
最悪の場合、セキュリティに引っ掛かった機体は想定し得ない何らかの迎撃システムによってたちまち破壊される。
以下略



125:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:00:08.04 ID:POl6LwAO
 警報音が鳴り止んでから三秒。それがしずかに残された時間だ。

しずか「『詐欺師』木下 しずか──」

 ドアをこじあけると常人では耐えられぬほどの風圧がしずかを襲った。
以下略



126:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:01:17.35 ID:POl6LwAO
いちご「この警報は……?」

斎藤「侵入許可を出していない機体が上空を過ぎ去ったようです」

 巨大なモニターと何台ものコンピュータが設置された場所にいちごと斎藤、そして片目を覆う長い黒髪を気障な動作で弄る青年が居た。
以下略



127:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:02:14.84 ID:POl6LwAO
 男の言い分に少しも耳を貸さずにいちごが言った。
再び斎藤がリモコンを弄ると、ピント調節された先の映像が流れる。

「あぁ? 何だありゃ故障か? ドアが開いちまってるじゃねーか」
以下略



128:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:03:21.07 ID:POl6LwAO
「あぁ!? なんだってそんな──」

斎藤「よせ、後藤」

 斎藤はいちごに食ってかかる後藤を片手で制した。
以下略



129:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:04:12.11 ID:POl6LwAO
斎藤「見苦しいところをお見せしました」

いちご「気にしてないよ。それよりあなたには私の護衛を任せるから、今から一時間自由時間をあげる」

 いちごはそれだけ言うと、再び振り返る事は無かった。
以下略



130:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:05:15.77 ID:POl6LwAO
 仮にしずかが『タナトス』の情報。そして『エデンシステム』に触れたとしたらその被害は甚大なものになるだろう。
それを考えるといちごは気が気ではなかった。
 『沼』の策士たるいちごがこの事態を想定し得なかったかと問えば、その答えはノーだ。
だが結束力の強い桜高の面子がステルス能力以外に取り柄が無いしずかをこんな危険に曝すとは思っていなかったのだ。
いや、思っていなかったという表現には語弊がある。
以下略



131:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 21:07:31.72 ID:POl6LwAO
斎藤「俺たちはSeeDです。命令には従います」

後藤「やってやろうぜサイトー!」

そんなノリ


132:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/03(金) 21:31:30.97 ID:WendPOYo
俺「ああ…そんなにがんばらないで…」

てことか。


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