152:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/07(火) 20:59:14.98 ID:j2W2KYAO
刺すような鋭い風が吹き荒れ、雪を運ぶ。
風が吹いているのか雪が吹いているのか分からなくなる過酷な状況下で、木下 しずかは着実に歩を進めていた。
しずか「ううぅ……」
身体自体は琴吹財閥製の耐寒スーツのお陰で常温を保ってはいるものの、首から上の外気に触れる部分は悲惨だった。
髪の毛や睫毛は凍り、元の面影は殆ど見られない。
しずか「冷たいよぅ……」
服が湿る事も厭わずにどっかりと雪の上に座り込む。
だが氷雪は尚も降り注いできて、しずかの英気を殺いでゆく。
このままではもたないと判断したしずかはそこで小休止を取ることにした。
1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。