154:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/07(火) 21:01:00.71 ID:j2W2KYAO
斎藤「どうしたものか……」
娯楽など何一つ無い名ばかりの談話室にて、斎藤は煙草を咥えてぼんやりと宙を眺めていた。
「身に余る悪巧みはその身を滅ぼすぜ?」
背後で聞こえた粘っこい声色に斎藤は眉をしかめた。
斎藤「なんだ、後藤か」
後藤「なんだとは何ですかい。忠実な部下をないがしろにしてる内は三流止まりですよ」
自分で言っていれば世話は無い、と軽くあしらい、斎藤は煙草を灰皿で揉み消した。
後藤「全くあのお嬢も人使いが荒い。あそこまで用心深いと生きるのも息苦しいだろうに」
斎藤「目的の為ならどこまでも用意周到になれる。それこそが成功者の条件だと思うがな」
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