225:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/13(月) 20:42:47.55 ID:1Qi/e2AO
しずか「…………」
安堵感から意識が遠のいてゆく。
だがここで寝てしまえば命は無いだろう。
諦めと執着、二極化した感情が責めぎ合う。
寝そべって葛藤していると、冷たい床を伝って一人分の足音が聞こえてきた。
しずかは痛みに耐え、よろよろと身体を起こそうとした。
だが、その生への執着は突如として発せられた禍々しい闘気の奔流によって叩き折られる。
「──人間道」
しずかの視線の向こうから厳かな声が響いた。
その瞬間しずかの身体は冷たい床に叩き付けられた。
しずか「かっ……はっ……!?」
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