408:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/06(木) 22:01:11.71 ID:JtPSIUAO
梓「屑な大人……。はたしてそうでしょうか?」
主君を裏切り自分の利益を優先した後藤を、何故か梓は罵倒する事が出来なかった。
梓「ムギ先輩が貴方達従者衆の名前を呼ぶ時、とても悲しそうな顔してました」
自分の想いを押し殺してかつての従者の殲滅を決意した彼女の表情が梓の頭を過ぎる。
後藤「…………」
梓「せめて最期だけは、道を見誤らないでください」
そうだ。俺の夢はバイクで世界を旅する事なんだけどよ、お前がこのくらい大きくなったら後ろに乗っけてやんよ。
かつての言葉が後藤の頭に響いた。
込み上げる何かを抑え切れなくなって、後藤は寝転んで顔を手で覆う。
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