452:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/13(木) 09:39:38.11 ID:vdgOPfUAO
終末の舞はその幕を降ろそうとしていた。宙に投げ出された澪とそれを駆逐せんと最終兵器を以て対峙するタナトスは、その刹那の間見つめ合っていた。
黒曜石とガーネットがきらりと瞬く。
宙で逆さになった澪を受け止めるように、氷の礫が寄り合って足場を形成した。
澪「さて、と……」
手の内で器用に刀を回しつつ、慣れた様子で氷に着地して受け身を取る。
空中に居る人間が二段で跳躍出来ないのならば、空中に足場を作れば良い。
そんな当たり前だが実現不可能な事を、澪は無感動にあっさりと実現してしまう。
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