47:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/11/23(火) 22:34:59.96 ID:b8.nP6AO
桜高から少し離れたところにある河川敷。
姫子はそこの堤でごろりと横たわっていた。
川の水面は夕日に照らされて星屑をちりばめたように瞬いており、柔らかい風は幻想のような世界を優しく撫でる。
姫子「…………」
姫子は風が吹く方を遠く見据えた。
川の流れは視界の更に奥の方まで果てしなく続く。
風に乗ってあの流れの向こうへ旅立ってみようか、そこまで思い付いたところで姫子は考えるのを止めた。
姫子「柄にもないよね」
しずか「ほんとにね」
不意に聞こえたしずかの声に驚き、姫子は尾を踏まれた猫のように飛び起きた。
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