509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:18:45.55 ID:Ja1kf7tAO
だが三人に斎藤の問いの意図など分かる筈も無い。
この世に存在しないものを理解する事など出来やしないのにそれの真似事と言われて明確な答など出せない。
斎藤「辛酸を舐め、血の雨を浴び、渇きで飢えを誤魔化したその先に見えるもの。私はそれこそが神の力だと信じていた」
つらつらと語る斎藤を横目に純は舌打ちした。
たとえ相手が敵でなくとも、純はこの手の人間が嫌いだったのだ。
斎藤「肉親をこの手で屠り、修羅の時を駆け抜けてようやくそれを手にした私は罰を受けた」
純の苛立ちを知ってか知らずか、斎藤は声色を変えずに語り続ける。
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