655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:19:29.81 ID:1/mKrnEAO
唯「こんなの……やだよぅ……っ!」
目の前で倒れている仲間の元に駆け付ける事も出来ない。
胸に穿たれた楔が恨めしい。
涙目で楔を見つめると意を決したのか、唯は遂にそれに手をかけた。
唯「ひっ……ぐっ……!」
楔は少しずつ唯の胸から抜けようとする。
何のリスクも無い筈が無かった。
死んだ方がマシと思えるような激痛が唯の胸に走る。
いちご「…………」
いちごは歯痒さから爪を噛んだ。
このままいけば楔が取れる前に唯が力尽きるか、楔を抜いた際の出血で死に至るか、二つに一つだ。
だがいちごはその二つとも善しとはしていない。
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