697:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/14(月) 16:10:19.06 ID:wY4Ppo0AO
唯「……分かってねーな」
彼女は修復途中だった腕を抑え、現在持ち得る最大の力を放出した。
しかし滅龍槍の効力は彼女の想像以上に及んでおり、僅かに発光する程度の紫電しか現れない。
憂「何? 何なの? 力が全く湧いてこないよ……。お姉ちゃん怖いよ……助けて……」
彼女の後ろで憂が蹲った。
歯はがたがた震えており、大粒の涙が頬を濡らしている。
唯「てめーは引っ込んでろ。間違っても私の邪魔はするんじゃねーぞ」
憂「分かったよ。だから私の事嫌いにならないで……。お願いだから、お姉ちゃんがいないと私──」
呆れたように溜め息を吐くと彼女はいちごと相対する。
1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。