732:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 02:25:57.67 ID:oz+HebRAO
いちご「……退いて。あなた如きが介入していい場じゃないの」
不機嫌そうに舌打ちをしつついちごは切られた両腕を再生させた。
コンマ一秒にも満たない僅かな瞬き、その間に澪の姿はいちごの視界から消える。
澪「なるほど、そういう身体か」
耳元で囁く冷たい声、胸を貫く血塗られた刃。
いちごがそれらを認識するよりも速く、体内から皮膚を食い破り、氷の華が咲く。
白い華に赤き蜜を。纏わりついた肉塊の上に羽化した蝶のように無傷のいちごが降り立つ。
いちご「対象の全感覚神経を破か──」
偉大なる名前は紡がれず、床を突き破って襲いかかる氷柱に首から上を貫かれる。
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