744:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 02:32:55.34 ID:oz+HebRAO
やがて黒い腕は絶命寸前の芋虫のようにのたうち回り、氷の華となって飛散する。
それを待っていたのか、次元の裂け目は眠気に委ねた瞼のように閉じていった。
澪「なんでだよ唯……」
崩れるように床に激突し悶える二人。
澪は彼女等に背を向けたまま呟いた。
澪「……そいつが唯に何したか全く知らないわけじゃないだろ。なのになんでそんな事が出来るの?」
唯「…………」
いちごの下半身が再生してゆく。
だが彼女の瞳は澱んでおり、闘うどころか生きる意志すら感じられない。
人形のようになってしまったいちごの頬を撫で、唯は無言で肩を抱いた。
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