過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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748:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/22(火) 02:35:10.37 ID:oz+HebRAO
 唯はいちごを床に寝かせ、一目散に憂の元へと駆け出した。だが……。

唯「つっ……!?」

 後ほんの数歩で憂に届くような距離、そこで唯の手は不可視の壁に遮られた。
手が触れた空間には水のような波紋が浮かんでおり、黒い稲妻が走っている。

唯「あつっ……!」

 憂の身体から発せられる鬼火のような光が唯の肩を掠めていった。

澪「離れて!」

 行き交う鬼火を掻い潜りつつ、澪は不可視の壁に向けて刀を薙ぐ。
力と力が責めぎ合い、光が集っていった。

澪「────っ!」

 破れないものなど無い、斬れぬものなどない。
そう自負していた彼女の心が初めて揺らいだ。


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