772:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/01(火) 00:37:55.34 ID:Dar58s6AO
憂の足元が煌めき、巨大な氷柱が空を衝くように伸びる。
巻き込まれた憂はそのまま成す術なく空に投げ出された。
澪「私がどうでも良いだと? 私が強いフリをしてるだと?」
ぎりぎりと歯を食いしばり、鬼のような形相で憂を見据える。
澪は不思議と堪忍袋の緒が切れかかっているのが分かった。
澪「……もう一度言ってみろ! 言ってみろ!! 言ってみろ!! その薄汚い口を引き裂いて次元の狭間の藻屑にしてやる!!」
かつての澪の面影も無ければ先までの洗練された強さも無い。
ただ赤児が我を通す為に駄々をこねるように、目に付く全ての空間を破壊せんと澪は折れた刃を振るった。
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