795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/10(木) 01:06:48.30 ID:/gE6O3zAO
唯「ちぇー、あずにゃんのいけず」
口を尖らせて横になる唯を見て梓は悟られぬように微笑んだ。
日常の何気ない会話でころころ変化する唯の表情は梓の心の拠り所となっていたのだ。
時に悲しむ表情ですら愛しい。
唯が唯のまま自分の元に戻ってきてくれた。
それだけで中野 梓はどんな苦難な試練にぶつかっても頑張る事が出来る。
それは梓だけではない。
少なくとも軽音部の他の部員もその気持ちは同じだ。
唯「あ、そうそう。ところで何話してたんだっけ?」
梓「もう知りません!」
前言撤回。梓は踵を返してそそくさと部屋から出ていった。
ドアが強くしまる耳障りな音だけが病室に残る。
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