798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/10(木) 01:08:26.20 ID:/gE6O3zAO
梓「──っ」
病院から外に出た梓は瞳を刺す夕日の輝きに目を伏せた。
本来ならば院内の独特な香りから解放されてほっと一息吐くところだがそうはいかない。
梓、そして桜高のトップランカー達はある問題に苛まれているのだ。
梓「下剋上、か……」
梓は赤々と輝く夕日をどこか恨めしそうに見つめた。
人類が生まれる前から絶えず同じ動きを繰り返してきたあの太陽のように、ありがたみすら感じなくなるような平凡で平坦な日々を送る事が出来ればどれ程楽だろうか。
考えても詮無き事だと知りつつも梓は悩む。
そして南極から帰ってきて今に至るまでの出来事に思いを馳せた。
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