840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/16(水) 19:41:43.42 ID:kmI1NNMAO
しずか「えっ!?」
直後、驚きのあまり声を漏らす。
瞬きすらしていなかった今の一瞬で、しずかが標的としていた少女が目の前から消えていたのだ。
「このままやれると思った? こっちは笑い堪えるのに必死だったんだから。あなたがここに来た時から気付いてたよ」
宙を切ったナイフをしまい損ね、バランスを崩したしずかの首に冷たいものが突き付けられた。
「ジャスト一分、良いユメは見れた?」
しずかは僅かに首をずらし、月明りに照らされた少女を見た。
煤けたような赤い髪が青白い月光と対比を生み出している。
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