893:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/31(木) 02:04:32.28 ID:HS1jkPFAO
江藤「賢明な判断ね」
艶めいた黒髪を弄りながら江藤は言った。
半分は澪に対する呆れ、半分はしずかに対する感心を込めて溜め息を吐く。
江藤「昨日の敵は今日の友、なんて言うけれどそんなのよっぽど稀有な例よ。手放しに私を信用するなんて正気の沙汰じゃないわ」
江藤は勝ち誇ったような笑みを浮かべ、澪の頬に手を伸ばす。
澪「……また私とやり合うつもりか?」
江藤「まさか。どうせ勝敗が決まってところで殺してくれないんでしょ? あんな苦痛はもうまっぴら御免だわ」
官能的な動きで細い指を這わせ、澪の下唇をなぞる。
二、三秒それが続いたところで澪は江藤の手を払った。
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