900:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/31(木) 02:07:49.28 ID:HS1jkPFAO
治療過程は語るものでもなかった。
姫子の顔色、傷口、痙攣などの症状から彼女に盛られた毒をほんの数分で見抜くと、江藤は一本の血清を打った。
ただそれだけだった。
しずか「すごい……。お医者さんみたい」
江藤「元お医者さんだもの。これくらいは出来て当然よ」
姫子の顔色は呼吸の音が重なる毎に生気を取り戻してゆき、今では安らかな寝息を立てるほどにまで回復した。
江藤「まぁほっといても一日も立たない内に回復するんだけどね。これで少し仮眠を摂らせれば良くなってるでしょ」
しずか「え? 大した毒じゃなかったの?」
拍子抜けしたしずかはぽっかりと口を開いた。
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