910:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/03/31(木) 02:14:05.17 ID:HS1jkPFAO
翳した左手の内で氷のナイフを生み出す。
そして彼女はそれを自分の右手の甲に突き刺した。
澪「止まれ……。止まれ……!」
何度も何度も突き刺す。
その度に肉が裂かれ、押し潰される不快な音が木霊した。
澪「はぁ……っ。はぁ……」
ナイフで刺すだけでは足りなくなったようで、今度は出来たばかりの真新しい傷口に爪を突っ込む。
中で肉を掻き毟る度に鮮血が零れ落ちてゆく。
澪「よし……良い子だ。もう出て来るんじゃないぞ……」
自分の胸に血塗れの手を添え、深く息を吐きながら呟く。
敵味方など関係無い。
衝動的な殺意に向けて。
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