925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/05(火) 00:18:41.02 ID:d/AIbhsAO
取り留めの無い会話が数分続いた頃だろうか。
彼女は何の前兆も無く、あまりにも自然な形で現れた。
純「っ!」
梓「っ!?」
二人して息を飲む。
店の自動ドアが開くと同時に入って来たのは、二人が標的とする人物の片割れだった。
梓「……噂をすれば、だね」
テーブルに置いた顔写真を回収し、梓は出来る限り平静を装った。
この喧騒の中で自分の僅かな気の乱れさえも察知されそうな恐怖がそこにある。
純「…………」
梓「純?」
なるべく眼を合わせないよう心掛ける梓とは対照的に、純は口をぽっかりと開けて標的の木村 文恵を眺めていた。
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