928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/05(火) 00:20:33.70 ID:d/AIbhsAO
梓「あ……」
外れろ──。
その一瞬の間に何度心の中で呟いたことだろうか。
しかし現実は無情にも梓の願いは聞き入れず、紙コップの中の氷は丁度文恵の頭上で撒き散らされた。
純「……ナイスキャッチ」
投げた純自身、ここまで上手く命中するとは思ってなかっただろう。
氷が文恵の頭を濡らし、筒状の紙コップはまるで帽子のように文恵の頭に被さった。
茹るような喧騒が一瞬にして静まり返る。
文恵は何も言わずに赤白の縞模様の帽子を手に取り、握り潰した。
文恵「……喧嘩売ってるの?」
純「日頃のご愛闘に感謝して九十パーセントオフとなっておりまぁす」
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