942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:32:58.25 ID:DuwF8WnAO
二人でトイレに引き籠もって十分ほど過ぎただろうか。
未だに状況は何も進展していない。
純「なんかお腹痛くなってきた……」
梓「トイレ行ってきたら? ……ってここがトイレか」
梓は結わえていた髪を解き、手櫛で梳いている。
何かしていないと落ち着かないのだろう。
鏡と向き合う頻度は時間を重ねる毎に増えていた。
純「梓だったらどう? 出会い頭に物投げ付けられてニコニコ出来る?」
梓「怒るに決まってるじゃん」
純「ですよねー……」
漠然とした恐れはあるのだが恐れる対象が何なのかが分からない。
解らないから怖い。
五里霧中の中彷徨い歩くような状況は精神に響いていた。
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