過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
1- 20
948:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:38:25.35 ID:DuwF8WnAO
 梓は息を切らしながら夜の街を駆けた。
心臓が破れるまで、全てを風に変えて、まるで自分がメロスにでもなったかのように。

梓「……つか……れた」

 有り余った運動エネルギーが地に足を着いても収まりきれず、なお梓の身体を全身させようとする。
梓は爪先を浮かせて踵に力を込め、ブレーキをかけるように自身の身体を制した。

純「ちょっ、速いって……!」

 民家の屋根から猫のように無音で着地し、純は梓の肩をがっしりと捕まえた。
額には汗で濡れた前髪が張り付いている。

梓「純……」

 ゆっくり息を整えている内に梓は違和感を覚えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice