960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:44:47.39 ID:DuwF8WnAO
梓「一応聞いておきます。何が目的なんですか? 私を籠絡しようたってそうはいきませんよ」
文恵「…………」
明らかな敵意を向けられ、文恵は梓から目を逸らした。
そして躊躇するように怖々と口を開く。
文恵「……こんな私でも、好きな人と笑ってみたかったんだ」
弱々しく吐き出された言葉に梓は眉を顰めた。
文恵「手を繋いで街を歩きたかった。二人きりになってキスしてみたかった。こんな私でも、全部解った上で愛してほしかった」
ぽつりぽつりと吐露されてゆく想いは何という事もない、年頃の女子なら誰でも抱く恋心だった。
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