過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
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161: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2010/12/05(日) 20:09:02.37 ID:5fY6JHw0

「あひゃひゃひゃひゃひゃ! なんだそりゃあ!? ふっざけんじゃねぇええー!」

「……は?」


いきなりテンションが切り替わった番外個体を前に、一方通行はどうしたら良いか分からない。
ただ、あまりのショックでもしかして精神崩壊してしまったのだろうか、と本気で心配する。


「オマエ、どォした? 落ち着け、マジで大丈夫か?」

「その言葉そっくりそのままお返ししたいんだけどぉおお!  つーかすげぇ! 馬鹿の真顔ちょーすげぇえええ!」


両足をジタバタしながら、目尻に涙まで浮かべて腹を抱えながら笑い転げる番外個体。


「ふ、あひゃ、……当たり前だろォが。だって……ぶはぁっ、ひゃひゃひゃ、ひゃぁっ……あれ、横隔膜おかしく、ひゃ、なったかな?」


番外個体はごろごろ転がるのを止めて、上半身を起こ――そうとして、丁度真上にきていたテーブルに頭を強かにに打ち付ける。


「あでっ。……こほん。……あなたが出てったら、死んだら、ミサカは生きてけない」

「……オマエ、何言ってンだよ。俺は、」

「ふひゃひゃ、ちょっとイジメすぎちゃったぁ? 
 そんなしおらしいツラ見せられたらミサカでも罪悪感感じちゃうんだけど。あぁんっ、ってこれは別の感じるか、ぎゃは」


ニヤニヤとする番外個体を見て、一方通行がやっと悟る。
いつもの様に溜息をついて、



「……オマエ、担いだなァ?」



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