過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
1- 20
76: ◆3vMMlAilaQ
2010/11/27(土) 23:29:22.36 ID:uQ0Vqko0

結論からいうと、最悪。この一言につきる。



「ぎゃはは! 同棲中のひょろっちぃ男ってのは第一位様だったわけぇ!?
 てっきりミサカに釣られたオタクっぽいのかと思ってたけどそれ以上に傑作だわぁ」

「さっきなんかさぁ、自分が出るの嫌だからってミサカのこと叩き起こしたんだよ?
 ありえない位なっさけないよねぇ」

「あぁだから出てくるの遅かったわけね。思わずドア蹴破りそうになっちゃたにゃーん。
 やっと出てきたら男でさ、×××焼いてやろうかしらと思ったら最強の第一位様じゃない!」



明るい色の、薄手の秋物コート。ストッキングに覆われた足。小さな整った顔を覆うようにしている栗色のふわふわした髪。

……に加えて、それらに似合わぬ下品な言葉。


麦野沈利。『アイテム』をまとめる、学園都市に7人しかいないレベル5の一人。
その女が、一歩間違えば今此処で一戦交わってもおかしくないような暗部で活躍する女が、
何故だか番外個体と楽しそうにお喋りして、しかも散々汚い言葉を投げかけてくる。


(意味が分っかンねェぞオイ。つーかコイツだな番外個体に変な知識吹き込ンでやがるのは)


何故かお茶を出したりを全て一任させられた為、自室に退避することも許されない一方通行は時間を計っているタイマーを見つめながら溜息をついた。

数分前、玄関で相対した事を思い出す。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/580.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice