過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
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954:1 ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:19:37.56 ID:SMLw9DYPo
「つーかオマエ、やらしいよなァ。キスだけでこンなにしちまってよォ」
「な、何言って――ぁあんっ!?」
びくん、と。
今までで例をみないくらい大きく身体が飛び跳ねて、背は海老のように反った。
「大体よォ、男と暮らしてるってのにこれはねェンじゃねェの? 誘ってるよォにしか思えねェンだけど」
「誘ってなんかぁ……っ、やぁっ、ひぁんっ」
Tシャツの上から。
片方は指で、もう片方は一方通行の口内で。
小さな突起物は優しく優しく転がされ、押し潰され、吸われ、そして不意に甘噛みされる。
薄い布に染み込んだ唾液の湿った温度と変化する刺激、そこから生まれる快感。
「おーおースゲェな、硬くして上向かせて。服の上からでもびンびンになってンのが丸分かりじゃねェか。こォやって弄られて悦んでンのか?」
「だって、きもちよくてぇっ、あぁっ、頭、おかしくなっちゃ、ん、はぁっ」
きもちいい。
ただそれだけが思考を埋め尽くし、もっともっとと、更なる快楽を求めて疼く。
「ココ、自分で弄ったりは?」
番外個体はふるふると首を左右に振って否定する。
自慰は一度だけしたことがあるものの、その一度で胸は触りもしなかった。
「じゃァ現在進行形で開発中ってワケか。これが終わったら今度は自分でやってみるのも楽しいかもなァ?」
ぼやけた頭に響いた声。
言葉で責められ、辱められているという事実にぞくぞくとよく分からないモノが駆け上がる。
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