過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
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960:1 ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/03/18(金) 14:27:56.53 ID:SMLw9DYPo
「……ふあぁ、ねむー……だるー……」
以前、生まれて初めて自慰をしたときもだったが、絶頂に達するというのは中々疲労するものだ。
百メートルを全力疾走したときのそれに似ている。
そこに至るまでの過程にもよるだろうが呼吸は可笑しくなるし、身体も熱く赤く火照る。
発汗だってするし、それだけではなく、
(うぅ……結構お気に入りのショーツだったんだけどなぁ……気持ち悪い)
『行為』中は興奮を誘うのに一役買っていたぬらぬらとした液体が、途端に不快なものに変わったりもする。
といっても、あの後暫くしてから
『た、立てない……、……立ちたくない』
『腰抜けたか? っつってももォ20分は前だぞ、それでもまだ力入りそォにないか?』
『それもあるけど……ず、ズボンにまで染みてきちゃったんだよね……あ、あはは』
『おゥ……、そンなに良かったンかよ。着替えた方が良いなこりゃ。つーことはパンツの方は……っ痛ェ!』
『うるさいっ! 別に気持ちよくなんか……っ、気持ち、よかった、けど……。き、着替えてくる』
『一人で歩けるかァ?』
『無理でもやってやるッ。……そしたら、また来るから。一緒に寝ようね』
というやり取りがあり、現在は着替えもして心機一転な筈だったのだが。
どうやらまだ何となく行為の名残に身体は浸っているようで、思い出す度に火照ってきてしまうのだった。
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