過去ログ - 美琴「……Get Backers?」
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153:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage saga]
2010/12/12(日) 21:07:31.87 ID:R5gsQJY0
一方通行の手が、銀次に触れそうになるのを視界に捉えた時、蛮はすでに動き出していた。

土御門「なぁ!? ぐぁぁ!!」バキザシュ

蛮が横を通り過ぎた瞬間、土御門は口の中に血の味が広がっていくのを感じ、その後身を裂かれるような激しい痛みが全身に走った。

土御門(い、今の一瞬で何発もらった!? 初めの一発すら見えなかったぞ!? どれだけの力を秘めてるんだ……美堂 蛮!!)ガフッ

倒れていく土御門をチラリとも見ずに、蛮は銀次と一方通行の元へ駆け寄る。

銀次「ば、蛮ちゃん」バチバチ

一方通行「あァ?」チュイン

蛮「〈第一位〉一方通行(アクセラレータ)か……」

一方通行「はン、あいつら……使えねェなァ。で、尻尾を巻いて逃げた三下が、何の用なンですかァ!?」

蛮「その能力は『ベクトル変換』……だったか」

一方通行「……ち、何で外に俺の情報が出回ってやがンだよ……。まァ、それを理解してンなら、俺と対等に戦うなンて無理だってこともわかンだろ? なンで向かって来るンだァ」

蛮「力の差なんざ関係ねぇよ……。ただ、いますぐお前をぶん殴りたくなっただけだよ……」

一方通行「仲間が殺されそうになったからかァ? はン、泣かせるねェ……。その仲間に俺を任せたくせによォ」

下らない、と言いたげな表情の一方通行。その問いに蛮は答える。

蛮「まさか、〈第一位〉とは思わなくてよ。それに、Get Backersの『s』は一人じゃねぇって意味なんでな。こんなところで銀次を死なせるかよ」

それを聞き、一方通行は鼻で笑った。

一方通行「安心しなァ……二人まとめてあの世に送ってやるからよォ!!」ダンッ


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