過去ログ - 美琴「……Get Backers?」
1- 20
305:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/07(月) 00:59:55.64 ID:mWmZLVDg0
麦野「ちっ、速いわね」パシュン

垣根「他の連中もこんな感じだったろ? 外の連中は総じて身体能力が異常だな」

絹旗「余裕ぶっこいてる場合ですか!?」

垣根「俺はあの絃使いを貰うが、かまわねぇな?」

麦野「誰でもいいよ。さっさと終わせたいし」

垣根「うっし」バッ

翼をはためかせ、一気に花月との距離を詰める。詰めながらも、未元物質で生み出した氷の槍を無数に放つ。

花月「くっ、風鳥院流絃術「守の巻」第拾五番の参『繭玉の楯(けんぎょくのたて)』!!」

花月は、琴絃を頭上から足元へと振り下ろし壁を作り、氷の槍を防ぐ。

垣根「あぁ、その絃に有効な物質で攻撃しなきゃなんねぇのか……。意外と丈夫なんだな。やっぱ、その波動が重要なのか?」

花月「驚いたよ……。そこまで見切れるなんてね……」

垣根「さっき押さえつけられた絃と、アンタが直接扱う絃とじゃ波動が違ぇ……。そこから解析してくか」

花月「キミの能力は、随分と変わっているね……。風鳥院流絃術「攻の巻」第弐拾七番の弐『降雨の槍(こううのそう)〈時雨〉』!!」

琴絃の束が、垣根の頭上へと不規則に降り注ぐ。その威力は周囲の鉄骨を歪ませるほど。

しかし垣根は、琴絃の降りしきる中、まるで傘を差すかのように未元物質を頭上に展開させ佇む。ただ、それだけ。

垣根「なんの超能力もなしに、こんな力持ってるアンタのが変わってるぜ?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
322Res/164.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice